Vol. 2 地震対策を検討されてますか!
この度西日本地区豪雨により被害を受けられた方々には心よりお見舞い申し上げます。
一刻も早く救助・災害復旧される事をお祈り申し上げます。
さて、最近は異常気象が多く、突発的な豪雨・竜巻も多く発生している状況です。
このような状況のなかで起きて欲しく無い災害・・・地震。ささやかれている「南海トラフ地震」改めて内容確認をしてみましょう。
「南海トラフ地震とは」
駿河湾から遠州灘、熊野灘、紀伊半島の南側の海域及び土佐湾を経て日向灘沖までのフィリピン海プレート及びユーラシアプレートが接する海底の溝状の地形を形成する区域を「南海トラフ」といいます。
日本付近のプレートの模式図
この南海トラフ沿いのプレート境界では、①海側のプレート(フィリピン海プレート)が陸側のプレート(ユーラシアプレート)の下に1年あたり数cmの速度で沈み込んでいます。②その際、プレートの境界が強く固着して、陸側のプレートが地下に引きずり込まれ、ひずみが蓄積されます。③陸側のプレートが引きずり込みに耐えられなくなり、限界に達して跳ね上がることで発生する地震 が「南海トラフ地震」です。①→②→③の状態が繰り返されるため、南海トラフ地震は繰り返し発生します。
南海トラフ地震の発生メカニズムの概念図
南海トラフ地震の過去事例を見てみると、その発生過程に多様性があることがわかります。宝永地震(1707年)のように駿河湾から四国沖の広い領域で同時に地震が発生したり、マグニチュード8クラスの大規模地震が隣接する領域で時間差をおいて発生したりしています。さらに、隣接する領域で地震が続発した事例では、安政東海地震(1854年)の際には、その32時間後に安政南海地震(1854年)が発生し、昭和東南海地震(1944年)の際には、2年後に昭和南海地震(1946年)が発生するなど、その時間差にも幅があることが知られています。
過去に発生した南海トラフ地震の震源域の時空間分布
「南海トラフの地震活動の長期評価(第二版)」(地震調査研究推進本部)
南海トラフ地震は、概ね100~150年間隔で繰り返し発生しており、前回の南海トラフ地震(昭和東南海地震(1944年)及び昭和南海地震(1946年))が発生してから70年以上が経過した現在では、次の南海トラフ地震発生の切迫性が高まってきています。
※ 以上の内容は「気象庁」のHPより記載させていただきました。
このような状況である事を念頭において、出来るところから皆さんも「防災対策」を検討してみませんか。
弊社は地震対策の一つとして「SRF包帯工法」を案内させていただいております。
ご興味がありましたらお問合せ下さい。
内田金属株式会社
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